対象に目を凝らし、対象と自身の距離感を確かめながら、写真というメディアに定着させてきた写真家 藤田はるか氏。
あらゆる生命がもつ神秘や輝き、儚さ、力強さを撮り続けている写真家 川内倫子氏と自身の記憶、偶然などを介して写真の多様な表現機能に根ざした写真家 濱田祐史氏を招き、お互いの作品や写真集について、作品を創るということについて掘り下げてお話しします。貴重な機会となりますのでぜひご参加ください。展示詳細はこちら
2023年3月25日(土)15:30 -(15:00より受付開始)
定員:20名 ※オンラインストアより要予約
料金:1650円(税込)
開催場所:東京都目黒区鷹番2-13-3キャトル鷹番 BOOK AND SONS 3F
川内倫子(Rinko Kawauchi)
72年滋賀県に生まれる。2002年『うたたね』『花火』(リトルモア刊) の2冊で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞。著作は他に『AILA』(05年)、『the eyes, the ears,』『Cui Cui』(共に05年)、『Illuminance』(11年、改訂版21年)、『あめつち』(13年)などがある。09年にICP(International Center of Photography)主催の第25回インフィニティ賞芸術部門受賞、13年に芸術選奨文部科学大臣新人賞(2012年度)を受賞。主な国内での個展は、「Cui Cui」(08年・ヴァンジ彫刻庭園美術館)、「照度 あめつち 影を見る」(12年・東京都写真美術館)、「川が私を受け入れてくれた」(16年・熊本市現代美術館)ほか多数。近刊に写真集『Des oiseaux』『Illuminance: The Tenth Anniversary Edition』『やまなみ』『橙が実るまで』(田尻久子との共著)がある。
公式ウェブサイト
濱田祐史(Yuji Hamada)
1979年大阪府生まれ、奈良県育ち。2003年日本大学芸術学部写真学科卒業。
自身の記憶や偶然などを介し写真の多様な表現機能に根ざしたパフォーマティブな制作を続けている。
主な展覧会に『沈潜と蒸留』(ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション / 東京, 2020)『山と水』(東京都写真美術館, 2019) Festival Images Vevey (スイス, 2014)、フランスのエクスアンプロヴァンスフォトフェスティバル (フランス, 2015) 、マラケシュ国際フォトフェスティバル(モロッコ, 2019), For from Japan(アメリカ, 2015)などのフェスティバルやグループ展をはじめ『Incidence and Reflection』(2022)、『K』(2019)、『R G B』(2018)、『Broken Chord』(2017)、 『C/M/Y』(2015)、『photograph』『Primal Mountain』(GALERIE f5,6,ドイツ, 2016) などの個展がある。最新の出版物としては『Photography?End?』(magic hour edition, 2022)が刊行されている。
公式ウェブサイト