BOOK AND SONSでは12月8日（木）より写真家 久家靖秀の写真展「Reinventing the Wheel」
を開催します。あわせて同名の小ぶりな写真集を刊行いたします。
本展では書籍に収録された作品に加えて、美術家である紫牟田和俊氏と岡田和枝氏の作品も展示します。
箱の中にある不可視の彫刻や、色彩と光を扱うインスタレーションを多角的、冗長的に撮影する事で被写体や鑑賞者との亜脱臼的関係を試みています。
書籍においては偶然と誤解されがちな「写真における可能性の受け渡し機能としての偶有性」についてや
著者が四半世紀前に検証したイクイヴァレント思想への疑問などを章立てや写真とそのタイトルとの関係によっても示唆しています。
また、人が言語を介さずに現象の触れ合いを感じ取る瞬間について気鋭の皮膚科学研究者、傳田光洋氏と
「彫刻」の新たな可能性を模索する美術家、冨井大裕氏のエッセイを収録しています。
久家靖秀写真展「Reinventing the Wheel」
2022年12月8日（木）- 12月26日（月）12:00 – 19:00 水曜定休/入場無料
東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番 BOOK AND SONS
03-6451-0845 / shop@bookandsons.com
※駐車スペースはございませんのでお車でのご来店はご遠慮ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来店の際はマスクの着用をお願いいたします。
※入場制限やアポイントメント制とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※展示物の関係上、祝花はお断り申し上げます。
久家 靖秀
写真家。主な作品に、写真集『アトリエ』(FOIL)、『Mnemosyne』(HeHe)、『ニッポンの老舗デザイン』(マガジンハウス)、『デザインの原形』(日本デザインコミッティー)など。美術、工芸、デザイン、舞台芸術まで創造の現場を撮影し続けている。
