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小島武展「DRAWING」開催のお知らせ

22nd April 2022

EXHIBITION

BOOK AND SONSでは、5月1日より展示「DRAWING」を開催いたします。

沢木耕太郎氏の書籍の表紙や挿絵、雑誌『Esquire』日本版の挿絵などを手掛け、1960年代の申し子とも言われた不世出のイラストレーター小島武。60年代カウンターカルチャーの発信地「アートシアター新宿文化」のポスターを22歳で手掛けて以来、ミュージシャンのレコードジャケットを手掛けたりと、音楽や演劇、広告など幅広く関わり多くの作品を残しています。

本展では小島氏の特色ともいえる、漫画のタッチの新鮮さが分かる鉛筆画作品を中心に、約50点の作品を展示いたします。
1962年から47年間にわたりイラストを描き続けた小島武の世界をぜひお楽しみください。

会場では5月1日より発売の「小島武イラストブック」のほか、Tシャツやトートバック、ポストカードなど本展のために作成したオリジナルグッズを販売いたします。

オンラインストアでの購入ははこちら

小島武展「DRAWING」
2022年5月1日(日) – 5月17日(火)
12:00-19:00 水曜定休 /入場無料
東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番 BOOK AND SONS
03-6451-0845 / shop@bookandsons.com
※駐車スペースはございませんのでお車でのご来店はご遠慮ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来店の際はマスクの着用をお願いいたします。
※入場制限やアポイントメント制とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※展示物の関係上、祝花はお断り申し上げます。

展覧会ポスター 「100人のアーティストによる 「私のアトム展」」(1993年)

70年代のほとんどはぼくの仕事場は原宿のセントラルアパートにあった。小島の仕事場もすぐ近くだったので、よく行き来したものだ。ある日、依頼した仕事具合を見にいくと、その頃アングラ最盛期で、どこもB全のおおきな紙に刷り出したものだが、小島への依頼は、そんな大きなものを頼んではいなかった。だのにやつはB全に試作を描いて、さぁどうだ、と言わんばかりに拡げてみせる。ちょっと困った顔をぼくがしたのだろう、目の前でその紙をビリビリと破いてニヤリ。ヘンなやつだった。 (平野甲賀/装丁家)

小島武
1940年満州生まれ。北九州に引き上げ後は、高校まで博多で暮らす。映画三昧の日々であった。上京後、桑沢デザイン研究所に通う。音楽、演劇、広告、出版と多彩にイラストレ-ションとグラフィックで関わる。62年からフリーのイラストレーターとして活躍し、93年には第24回講談社出版文化賞(さしえ賞)を受賞。主な仕事に、アートシアター新宿文化/小室等/井上陽水/高田渡/『Number』表紙/『話の特集』/『ニューミュージック・マガジン』/『小説新潮』/など多数。

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