この度BOOK AND SONSでは、写真家 桑島智輝による写真展「distance」を開催いたします。
ポートレートを中心に、雑誌・写真集・広告など幅広い分野で活躍する写真家 桑島智輝。
2020年、妻であり俳優の安達祐実を日々撮り続けているシリーズの最新作『我旅我行』（がりょがこう）を発表しました。
俳優・安達祐実を収めた『私生活』、そして結婚後の生活を撮った『我我』に続く本作は、
「旅」をテーマに過去に二人が訪れた旅先と、コロナ渦の日常を往来する構成となっています。
衆目から逃れ、一人の女性として振舞うことができる「旅」という非日常。
幼少期から俳優として生きてきた安達祐実という存在は、否応無く旅の非日常性とシンクロしていきます。
夫であり写真家である桑島は安達が持つ強いパブリックイメージと徹底的に争い、むき出しの人間性を引き出します。
そこには物理的な距離や、写真家と俳優、そして夫婦という二人の関係性に捉われることのない、
曖昧で魅力的な距離感が写し出されています。
本展はギャラリーPOETIC SCAPEのディレクター柿島貴志氏をゲストキュレーターに迎え、
1Fと2Fのスペースを使用し、57点の作品を展示いたします。
会期中は関連イベントとして、桑島氏と柿島氏によるトークイベントや桑島氏による撮影会の開催を予定しておりますので、
この機会にぜひご参加ください。
桑島智輝写真展「distance」
2022年8月13日（土)-9月14日(水) 12:00 – 19:00 水曜定休/入場無料
※水曜定休ですが、9/14（水）は営業いたします。
東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番 BOOK AND SONS
03-6451-0845 / shop@bookandsons.com
※駐車スペースはございませんのでお車でのご来店はご遠慮ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来店の際はマスクの着用をお願いいたします。
※入場制限やアポイントメント制とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※展示物の関係上、祝花はお断り申し上げます。
桑島智輝×柿島貴志トークイベント＋安達祐実 朗読会※当イベントは終了いたしました。
桑島智輝写真展「distance」の開催に伴い、トークと朗読のイベントを行います。
前半のトークでは桑島智輝氏とPOETIC SCAPEディレクターの柿島貴志氏が、桑島氏の写真に写る「距離感」の魅力をはじめ、本展全体から見えてくる様々なテーマについて語ります。
そして後半は俳優・安達祐実氏による一夜限りの朗読会を開催いたします。
2022年8月26日（金）19:30〜21:00（19:00より受付開始）
定員：20名 ※オンラインストアより要予約
料金：2750円（税込）
開催場所：東京都目黒区鷹番2-13-3キャトル鷹番 BOOK AND SONS 3F
<朗読会 プレイリスト>
・宮沢賢治「心象スケツチ 春と修羅」より 「序」(新潮文庫刊『新編 宮沢賢治詩集』所収)
・「サラバ！(下巻)」西加奈子(小学館)
・「山羊の歌(サーカス)」中原中也(日本図書センター)
・「かなたの子」角田光代(文藝春秋)
・「スティル・ライフ」池澤夏樹(中央公論新社)
・「こころ」 夏目漱石（新潮文庫）
・「ポイズンドーター・ホーリーマザー」湊かなえ(光文社)
・「風立ちぬ」堀辰雄(小学館)
・「夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった(芝生)」谷川俊太郎(青土社)
桑島智輝ポートレート撮影会※当イベントは終了いたしました。
2022年8月27日（土） 12:00 – 17:00
2022年8月28日（日） 12:00 – 17:00
2022年9月11日（日） 12:00 – 17:00
※30分ごとの時間枠
定員：1枠最大3名まで（各日全20枠）
料金：15000円（税込）※オンラインストアより要予約
開催場所：東京都目黒区鷹番2-13-3キャトル鷹番 BOOK AND SONS 3F
・当日撮影した写真の中から1枚、A4サイズの写真用紙にプリントしてお渡しいたします。（データのお渡しはございません）
・同一の方による複数枠のご予約はご遠慮ください。
桑島智輝
1978年岡山県岡山市生まれ。写真家。2002年に武蔵野美術大学卒業後、鎌田拳太郎に師事。2004年に独立後、雑誌やタレント写真集、広告で活躍している。2013年に、約2年半の安達祐実を収めた写真集「私生活」（集英社）を発表。2014年に結婚。2019年に、安達祐実との生活を収めた写真集「我我」を、2020年にコロナ以前の旅とコロナ渦での自宅生活を収めた「我旅我行」（ともに青幻舎）を発表。
